沈黙の小屋
制約が除かれた密室
ごく普通のオフィスビルの1室が作品として開放するというプラン。
選挙事務所・中華料理店・会計事務所など様々な機能が同居するオフィスビルの1室の中に、
常に無人で開かれた扉は、いつでも誰でも部屋の中の作品に入ることが出来る。

一旦中に入り厚いドアを閉めると、それまでの近隣の日常音が、防音システムによって、遮断される。  

正面の壁の梁下には、遠近不確定な四角い黒い穴が開いて見える。
床には、液体パラフィンが、
1センチほどの厚さで張られていて、黒い四角い穴のシルエットと、
覗き込む自分の姿が映る。

 既存の形態や環境を取り入れ、日常という対象を再度意識させる、部屋という装置